真空浸炭焼入
真空浸炭焼入とは文字通り、減圧下でワークを加熱し、指定の硬化層形成に必要な量の炭素を拡散浸透させた後に、冷却油中で焼入れ硬化させる表面硬化処理です。
ガス浸炭処理と比較した場合のメリット
1
疲労強度が向上!
→浸炭層表面の粒界酸化層が無いため
2
深い硬化層を比較的短時間で形成可能!
→1000℃前後の高温で浸炭が可能
3
環境に優しい!
→CO2などの温室効果ガスの排出が少ない
4
簡潔運転が容易!
→設備の立上りが早い
※その反面、多様な製品を混載処理する事が困難であったり、単なるガス浸炭焼入れからの置換えでは、コストが割高になる等のデメリットもあります。
國友熱工が手掛ける「真空浸炭焼入」とは?
●容易に最適品質を確保できる設備仕様!
多様な製品を混載処理する場合においても対応します。
●様々な表面改質処理を開発!
真空浸炭焼入れは基より、真空浸炭法の特徴を活かした技術を開発し、お客様の様々なご要望にお応えします。