特許取得(平成29年度)
水素抑制浸炭焼入れ技術
業界初でもある「水素抑制浸炭焼入れ技術」を開発しました。
高強度・高靭性な工業部品へと進化させるには、浸炭熱処理を行います。
その際、水素の侵入による機械的性質の低下が課題でした。
本技術は、熱処理中に水素を抑制/低減し、高強度・高靭性を実現した新技術です。
真空浸炭焼入
細穴内面に、均一な浸炭硬化層を形成
國友熱工の得意技術である「真空浸炭処理」活用して、細穴内面に均一な浸炭硬化層を形成。
硬化深さバラツキ0.05mmと優れた浸炭均一性を実現しました。
※要求仕様
・目標表面炭素濃度:0.8%
・有効硬化深さ:0.45~0.55mm
高濃度真空浸炭焼入処理
戦略的基盤技術高度化支援事業による研究開発/特許取得(平成20年度)
小物部品のバレル式プラズマ浸炭・窒化大量処理システムの開発研究
経済産業省が進めている「戦略的基盤技術高度化支援事業」に選ばれました。
大量の小物部品を一斉に処理し、疵・打痕の発生が無い「バレル式プラズマ処理」を開発しました。
オーステナイト系ステンレス鋼の優れた耐食性を損なわず、耐摩耗性を付与します。
戦略的基盤技術高度化支援事業による研究開発(平成18年度)
金型・治工具の耐高面圧化に資する拡散・表面被覆融合処理技術の開発
経済産業省が進めている「戦略的基盤技術高度化支援事業」に選ばれました。
金型・治工具の耐久性を3倍以上に向上させる真空焼入れ技術「耐高面圧化技術(KHD処理)」を開発しました。
詳細は、下記をご覧ください。